こんにちはおーちゃんです。
皆さん介護で困っていませんか。
ご両親が言うことを聞かないとか。
補聴器が具合悪いのに入れないとか。
いろんなストレスが溜まりますよね。
このようなお悩みに対して今日は少しでもお役に立てればと
思い経験をもとに書いております。
- 補聴器はどこで買うのが良いのか
- 介護用品はどこに注文するのがベストか
- 要介護1ではどのようなレンタル用品が有効?
要介護1の現状
実はおーちゃんの母親は要介護1です。介護サービスとして、現在デイサービスに週2回、
体操教室に週1回、ヘルパーさんに週1回入ってもらっています。
要介護1になりますと、要支援では借りれなかったレンタル用品も貸し出し可能となり
先日から、お買い物用に手押しカートをレンタル始めました。
2、3年ほど前から耳が遠くなっていてちゃんとした受け答えができなくなっていました。そして質問に対しても曖昧な返事が返ってきたりしてました。
会話をしても返事が返ってこないとなると話し手としてはこの人に話しても仕方がないと思ってしまいだんだんと会話が少なくなっていきます。これはいけないと思い補聴器を買うことを決心しました。
決心したのは私の方で母は別に耳が聞こえないことに不都合は感じてないようです。
不都合感じない人もいるんだね。
- デイサービスに何回でも行ける
- 介護用品のレンタルができる
- 収入によるが、1〜3割負担で介護サービスが使える
- 手すりなど介護補助用品が1〜3割で取り付け可能
補聴器を買ってみた
どんな補聴器
お誕生日を機に眼鏡屋さんに連れて行って補聴器を試してみました。最近の補聴器はとても高額です。しかし昔とは違ってとても性能が良くなっているようです。当然充電式をお勧めいたします。夜の間に充電をして日中ずっとつけられるこれがとても便利です。
また保証についてですが、1年間に限り、落とせば、無償で1個はくれるという契約でした。
さい
電池式の安い補聴器もあるのですが雑音が入って聞き取りにくいという噂をいろいろ聞きましたのでこちらはお勧めできません。実際自分が入れてないのでよくわからないですが多分それは当たっていると思います。 周りの色々な方から聞いた情報では、電池が切れたことを理由に入れなくなる可能性が大きいということでした。
- 受電式がおすすめ
- 補聴器は毎月の調整や乾燥が必要
- 落とした時の保険や補償についても確認すること
私が補聴器を入れてるわけではないのでその性能に関しては母の話を聞くしかすべはないわけですが、「とてもよく聞こえる。」と最初は言ってました。ただ高齢者だけに耳に補聴器を装着するのがとても不器用でうまく入らない。それにイライラしている様子でした。
赤と青のポイントにそれぞれ端子を入れて充電します。
毎日チェックしないと、めんどくさいのか自分から進んでいれてくれない(汗)
補聴器を買って1年後の様子
さてあれから1年経つわけですが毎日、補聴器を入れてるかと言うとこれがそうではありません。私が注意を促すと最初の2、3か月はいやいや入れてたようですが徐々に入れる回数が少なくなってきて、『入れている。』と嘘をつくようになってきました。もうこうなると喧嘩しかありません。
母は私の言うことは聞かないですがケアマネージャーさんの言うことは聞きます。
コロナの真っ只中、今年の4月の緊急事態宣言が発令されたころ、おーちゃんにも二人目の孫ができて横浜にお手伝いに行くことになりました。一か月以出かけていました。そしてその間に週に2回通っていたデイサービスが中止になりました。デイサービスに行かなくなるということはずっと家にいるということです。そして誰とも会話しないということです。つまり補聴器が必要ないということになります。
その後5ヶ月間デイサービスをお休みしました。今年の夏は特に暑かったこともあり徐々に体が弱ってきました。もともと料理が得意ではない人なので、ろくにものも食べずに寝てばっかりでだんだん体力が落ちていきます。そして今までは一週間に一回通っていた半日の体操教室もここ2ヶ月行かなくなりました。
人間にとって大切なものは食事・運動・睡眠この3本柱だということは皆さんご存知ですよね。そのうちの食事と運動。こちらがコロナ禍でうまく調整できなくなってしまったわけです。当然体が弱っても当たり前ですよね。
おーちゃんは、何度も横浜に孫の世話で往復している間に母のことを忘れていました。 ちょっと目を離すとあっという間に体力は失われて弱ってしまいます。 コロナを恐れてお休みしていたデイサービスですが慌てて再度10月より申し込むことにしました。一番大きな理由は食事です。それに人と接することがないと補聴器も入れないからです。つまり外界との触れ合いが極端に減っているということなんです。
ケアマネさんが来て10月からの調整をしてくれることになりました。その時ケアマネさんが「補聴器はちゃんと入れたほうがいいよ。」ということで指導してくれました。もう1度入れ方についても詳しく教えてくださいました。すると、他人さんの言うことはすんなり耳に入るんです。
コロナ禍でデイサービスもお休みで生きる気力がなくなり補聴器も入れなくなる
補聴器はどこで買ったらよかったの?
その時初めてわかったことがあります。実は補聴器は眼鏡屋さんで買わなくても、こうやって介護福祉用品をリースしてくれる会社でも同じ値段ではありますが買うことができるのです。
そして、大きなメリットがあります。それは、メンテナンスに訪問くださることなんです。
補聴器を買うときもケアマネさんに相談するといいね。
補聴器にはメンテナンスが一月に1回必要
介護福祉用品の製品をケアマネさんを通して購入すると、
自宅まで、月1回メンテに来てくださる。
補聴器というのは後々のメンテナンスが必要で1ヶ月に1回音域の調整などをしないではいけません。
その調整を今はいちいち眼鏡屋さんに1ヶ月に1回連れて行ってるわけですが、これが自宅に来てくれるではありませんか。
これが大きな利点だと思います。高齢者がいちいち外出しなくても自宅に居ながらにして補聴器の調節をしてくれるというのは本人にとっても、そして家族にとってもとても良いコミュニケーションの場にもなりますし理想的だと思います。
介護福祉用品のレンタルの方は「こういう○○さんには便利なものがありますよ。」という提案もしてくださるので、その時ついでに次のものを頼みました。
補聴器の後に書いておりますのでよかったら、その他の介護用品をご覧ください。
補聴器あれこれ
肝心の補聴器についてのお話です。 おーちゃんはメガネスーパーで38万円で補聴器を購入しました。これで普通の会話ができると喜んだのですが、ところが本人は「入れるのがめんどくさい。」「聞こえるから入れない。」「入れると余計に聞こえない。」などと言い出します。お年寄り特有のわがままで始めました。母は母の人生なので自由にすればいいと思いましたがやはり会話ができなくなるというのは寂しいものです。子供としては補聴器を入れて欲しいなと思いながらも強く言えば喧嘩になるし、どうしようもない状態でした。
ここで助け舟を入れてくれたのはケアマネさんです。母はケアマネさんの言う事は素直に聞きます。人間というのは子供に言われると素直には聞けないことが、他人さんから言われるとすんなりと聞き入れることができるという不思議な生き物です。
おーちゃんには友人にケアマネさんがいるわけですがその方がよく言ってました。「自分の親の面倒を見るのは無理。他人を介さないと揉め事が大きくなる。」と。
本当にその通りで他人さんにやさしく言ってもらうとすんなりと事が運ぶわけです。
親子というのは厄介なものです。一人一人の人間なんですがなかなか課題の分離ができないようです。近しい人ほどこれは難しいみたいです。
- 補聴器には月1回のメンテナンスが必要
- 購入もケアマネさんに相談するとメンテナンスも便利
- なるべくケアマネさんなどの力をお借りして、補聴器の使用を促そう
- 補聴器を入れることによりコミュニケーションがうまれる
その他の介護用品・レンタルと買取の2通り
その時ついでに足腰が弱っているので手押し車も頼むことにしました。その時にケアマネージャーさんの提案で玄関・お風呂・裏口の3箇所に手すりを付けることにしました。
母は介護1・で、年金暮らしなので1割負担で設置できます。合計4500円で3本の手すりが付けられました。 手押し車はリースですので月々500円ほどでレンタルします。
手押し車(シルバーカー)
手押し車に関しては、 買取もありますがレンタルの方がいつでも返せるし具合が悪くなったら交換をしてもらえるしこちらの方が柔軟性があるのでいいと思いました。タイムリーに必要なものが必要な時に使えるということはありがたいことです。
ケアマネさんとよく相談しながら色々とこれからの介護について考えるということは大切だと思います。 ケアマネさんに心より感謝です。
今まで杖をつくのは格好悪いからと使わなかったですが、この手押し車はとても便利らしく人間必要な時にはなりふり構わず使うものだなと思いました。必要な時に必要なものを選択する。これを自分で選択すれば一番理想的ですがそれを判断できない高齢者には、やはり誰かその代わりとなって指示を出してあげる人が必要だと思います。
この手押し車、コンパクトにもなりますし、ストッパーもついています。
ちょっとした荷物も入りますので、バスでのお買い物にも便利。
何より、押してる姿勢が良くなるのがいいですね。
母の場合、まだ、椅子付きは必要ありませんでしたが、もう少し体力がなくなると
椅子付きのほうが便利になります。
母の場合バスに乗っていろんなところに行くので
この折りたためるタイプは今のところ簡単にコンパクトになるという点で
バスに乗るにも重宝しているようです。
レンタルの場合、介護用品はいつでも解約も可能なのでおすすめです。
このタイプ300円程度でレンタル出来ました。毎月の引き落としです。
椅子タイプはこちら
レンタル用品は介護1から。今、必要なものをケアマネさんと相談して利用しよう。
手すりは介護の基本アイテム
あと手すりを3箇所つけたわけですがこれがとっても姿勢が良くなるのでびっくりしました。今までは四つん這いで玄関を上がっていたのが手すりとつけることによって普通の姿勢ですんなりと上がれます。足腰の大腿筋を使わないという意味では完璧とは言えませんが転倒防止の意味にもなり、ある程度足腰が弱ってきたら手すりは早めにつけた方が負担が少なくて済みます。 何より、本人が喜んでいるので、楽になったのでしょう。
以下、玄関、勝手口、お風呂の手すりのお写真です。
今回は、おトイレには付けていません。これは、ケアマネさんのご意見で
玄関の段差を軽減しないといけなくなったら、おトイレにも立ち上がり用の
手すりを付けましょうとのことでした。
プロは違うよ。ちゃんとその人に必要なものを提案してくれるので。
ケアマネさんと相談して、今必要なものをタイムリーに見極めて設置をしよう。
こちら3か所で1割負担4500円でした。キャッシュでお支払いでした。
浴室用座椅子
こちらも、入浴中にとても便利です。椅子に座りながら、シャワーを浴びたりできます。
浴槽に入れても、浮いてきませんので、浴槽内で使うことも可能です。
こちらの商品は、レンタルはなく、買取になります。自己負担は1〜3割です。
こちらは買取しかありませんでした。参考までにこちら。
介護の中で思う「でも」と言う言葉
そういうわけで暑い夏が過ぎとても過ごしやすい秋がやってきてデイサービスに行くようになり、そして今補聴器を入れるようになりました。しかし、「来年夏になるとまたデイサービスに行かないから。」と今から言っています。人間年をとるとだんだん子供に帰ると言いますが本当にその通りで。 自分も通る道ではありますが母のやってることを見てなるべく同じようなことの繰り返しを避けるようにしたいなと考えています。母の言動を聞いていてひとつ気がついたことがあります。何かを言うと必ず最初に「でも」と言います。この言葉言われると私はとっても嫌な気がします。相手を否定する言葉になるわけです。私は母との受け答えから『でも』と言う言葉は使わないようにしないと、と気がつきました。自分も「でも」って言ってるんじゃないか?このことは、母から学んで良かったと思っています。「でも」っていう言葉を使う前に、足元にある、できることをやろうと思いました。
でもと言う言葉多用していませんか? 相手を否定する言葉はなるべく使わないようにしましょう
まとめ
- 要介護1で使えるサービスをケアマネさんと相談し利用する。
- 介護用品を購入やレンタルするときは、まずケアマネさんに相談してから。
- 今、必要なものを見極めて設置する
- 介護用品にはレンタル可能なものと買取しかできないものがある。
さて、いかがでしたでしょう?
介護にまつわるお話はたくさんあります。補聴器に始まり、いろんな設備が整いました。
最後まで、自立していきたいと願う気持ちは皆さん同じですね。
雑記という愚痴コーナー
私は元気なうちに美味しいものを食べて元気に暮らせる時間を伸ばす。つまり QOL (生活の質)をあげるのが大切だなとかねてより考えていました。このことをかなえてくれるのがサ高住(サービス付き高齢者住宅)ですね。
近所にとても良いサ高住ができたので1年前に見学に母を連れて行き、どうかなという提案をしてみました。そのとき母はとても体調もよく「こんなとこに入らない。」とパンフレットをビリビリに破いてしまいました。
ところが今年の夏、突然「やはり老人ホームに入る。」と言い出しました。気弱になってきたのですね。そしてもう1度パンフレットを貰ってきてくれと言いました。
こちらが提案すると拒否し、そしてもう好きにすればいいやと思えば「やはり入る。」といい、そして「本当に入るの?」て言えば「入らない。」こんなアマノジャクのやりとりを繰り返していて本当にストレスが溜まる一方です。
人間一人が最後まで一人で生きるということは本当に辛いことではありますが、どうやって主体的に生きるかということが本当に大切だと思います。なるべく誰にも迷惑かけずに快適に自分のことは自分で決めるこういう人生は理想です。今からその準備をしないといけないなと母を見てそう思います。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。皆さんの介護に少しでも役に立てればいいと思います。
ありがとう。またね〜。
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